「これは撤退も視野に入れた大ごとやぞ」
 田口幹夫を震撼させたのはベテランパートの失態であった。この日体調不良で欠員した担当者の持ち場に割り振った元看護士は、物事を論理的に捉えられる幹夫が信頼を置く数少ないパートのひとりだった。

「ごめんなさい、まさか漂白剤が入ってるとは思わなくて」
 元看護士曰く、絨毯の黒ずみを落とそうとスプレーボトルをよく確認せず散布し、しばらくしてからお湯で濡らしたタオルで蒸し拭きしようとその場を離れたところカーペットが変色したという具合だ。 漂白剤にやられたグレー地のカーペットは泥の付いた靴で踏まれたような茶褐色に変色していた。これが施設課にでも知られようものなら始末書だけでは済まない。

 何とか落ちないかと懸命にタオルを押し当てる実行犯を見下ろし、汚れではなく生地の変色なのでどうしようもないと言い渡した。たとえそれが自身のやらかしたことでなくとも全ては責任者、田口幹夫の失態となるのだ。

 幹夫にはある秘策があった。それは撤収され空き部屋になっている演習室の端に積まれた色褪せたタイルカーペットだ。50センチ×50センチでサイズも合う。変に新品に変えるより寧ろなじむ筈だ。 急遽そのカーペットを回収に向かった先は例の城田莉奈の研究室の左隣りだ。

 鍵を回し室内を確認すると狙い通りちょうどいい感じの数枚を発掘することができた。あとは生徒や職員がはける20時頃に証拠隠滅を図るのみであった。

「あー なにか盗ってるぅ」
背後からのいきなりの目撃者に肝を冷やした幹夫だったが振り向けば愛くるしい表情の莉奈が覗きこんでいた。何やら隣でゴソゴソやっているので気になって見に来たらしい。

「あ、これな、廃棄するやつや」
 疑いの上目遣いですぐに任意の事情聴取が隣の調べ室で執り行われた。

 夕食をすませ再び現場に舞い戻った幹夫はこっそりと変色したカーペットを剥がしてパネルのように演習室から失敬した代替品に交換を済ませる。要領を喫煙仲間の現業員に聞き出していたが功をそうした。

「そんなに遅くなるんなら、お泊りしましょうよ」

 クソめんどくさい残業も、莉奈の提案で楽しい出来事に思えてくるだ。念のため色合わせに拝借し、余った2枚のカーペットを演習室に戻してから莉奈の研究室の扉をノックした。

 新婚さんよろしく可愛い苺のナイティーにラッピングされた莉奈のお出迎えににんまりが止まらない。パブスリーブのトップスにカボチャのパンツ。透けて見えそうな薄い生地の下の丸裸が献上される。

 診療台に括り付けた女体はコレまでの情事でその感度を高めている。コリコリと乳首を捩じると身体が弓なりになる。カボチャパンツに包まれたぷっくらした股間のお饅頭を揉みながら指先をその中心へと差し込んでゆく。

「あー あーん」

莉奈の吐息交じりの興奮が静まり返った校舎に溶けてゆく。電気マッサージ器を2本、天に捧げられた二つのたわわな膨らみに落としてゆく。

「はー あーん」

 その振動を今度は両太腿の内側を這い上がらせてゆく。二つの振動でもっこりしたお饅頭の両サイドから挟んで締め付けると、面白いように腰が浮き上下に浮遊するのだ。焦らせに焦らせて赤いヘッドの電マで大股開きの尻のワレメから撫で上げる。その振動がじわじわとスリットをトレースしてワレメの付け根のお豆さんに達すると堪らず腰を突き上げ逝きそうになる。その刹那振動を外し解放すると同時にもう片方の重圧な振動を尻の下から這い上がらせるのだ。

 一連の動作を何度も繰り返すうちに、寸止めの官能のバネは最大限に引き延ばされるのだ。そうしてその快楽のリズムが身体に染み込んだ頃、二つの電マの強度をカチっと最強に切り替え同時に女の子の愛おしい膨らみを押し潰すようにあてがうのだ。予測外の責めに堪らず莉奈の股間が持ち上がり宙を泳ぐ。身体が捩れのたうっても振動のポイントは正確無比にそのターゲットに追従するのだ。

 振動を一気に引き剥がすと、身体中の力が抜け診療台へと女の子の具材一式が着地する。その刹那、待ち構えていた幹夫の指先がズブっと膣内に突き刺さり堪らず逃れようとするカボチャパンツの濡れ饅頭に重圧な振動を加えるのだ。 あり得ない角度で弓なりにブリッジをする莉奈の秘具の奥底から、熱い迸りが指先を伝いギュっと締め付ける膣内が痙攣する。何度も逝かされた莉奈の唇から何が譫言の様な論文が発表されている。


◆DVD付き現物衣装:電マ弐頭逝きいちごちゃんナイティー+妄想エステ倶楽部DVD

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